どーもこんにちは!
このブログでは私えびちゃんが親の介護を経験した上で、やって良かったこと、
やっておけば良かったなと後悔したことをお伝えしています。
少しでも参考になれば幸いです。
通帳が見つかりません
叔母からの電話
遠距離介護を余儀なくされている私にとって、同じ県内に住んでいる叔母と、その娘である私のいとこが協力してくれることは何よりもありがたいことです。
その叔母からの連絡で、年金が入金される両親それぞれの通帳が行方不明であることが発覚しました。
二人で家探ししている間、当の本人は全く探す素振りさえ見せず、差し入れてもらった饅頭をパクついていて深刻さのかけらもなかったようです。
結局叔母たちの捜索では見つからず、私にその報告が来たのでした。
幸い弟が2日後にお盆で帰省する予定でしたので、捜索は弟が引き継ぐことになりました。
親父は3か月前にも通帳をなくしたと再発行したばかりです。
親父本人はともかく
親父本人の通帳は本人がいるので再発行は可能ですが、母は入院中なので再発行は容易ではありません。
事実再発行について窓口で聞いたところ、本人との関係を証明する戸籍抄本、住民票、委任状、写真入りの身分証明書、その他銀行から渡される書類に記名捺印が必要とのことでした。
本人が窓口に来れないのになぜ顔写真入りの身分証が必要なのか意味が分かりませんが、運転免許もなく、マイナンバーカードも作っていない母に顔写真入りの身分証などありません。
銀行のこの融通の利かなさはホントに何とかしてほしいものです。
結局のところ
見つかりましたが
通帳は2冊とも見つかりました。どこにあったかというと、テレビショッピングの代金未払い督促状の封筒の中に入っていました。
捜索開始から2日目にしてようやく見つかりました。
TVショッピングで脚踏み健康器具を勝手に購入し、代金を振り込まずに督促状が来て、それを銀行で振り込もうとした際に一緒に持って行ったのでしょう。
そしてそのまま封筒に入れっぱなしだったようです。
通帳は見つかったから良しとして、その健康器具の代金は支払ったのでしょうか。
どう考えても親父に振込操作ができるとは思えません。
当の本人に聞いても支払ったかどうかも覚えていません。
通帳は見つかったので記帳してみても振り込みの履歴はありません。
しかし口座からの振り込みでなく、現金で振り込んだ可能性もあります。
督促状そのものが本物であるとも限らない今のご時世です。
まず代金未払いが本当かどうかを問い合わせ、督促状が本物であることを確認し、代金を振り込みました。
今後も無くさない保証はありません
解決策として
直近3ヶ月で2度も通帳が行方不明になった事実を鑑み、今後も同様の事件が起こることは容易に推測できます。
なので通帳は弟が持ち帰り管理することにしました。
親父本人には銀行のキャッシュカード1枚のみを持たせ、通帳、印鑑、母のキャッシュカードもすべて弟に管理してもらうことになりました。
事件事故を起こさないためにはこれが最善策だと思います。
まとめ
・高齢者がどこまで自分のお金を管理できるのか、見極めは難しいと思います。
・ですが、一度事件が起こったら停滞無く本人以外の誰かに管理を委ねる決断をするべきです。
・我が家はまだキャッシュカードを親父に持たせていますが、これも管理しなければならなくなる時が来るのははそう遠くないであろうと思います。気が重くなりますが。。。