~Ligado つながり~について
2010年の個展は、20年振りの個展であった。
それは、20年越しの旅の答えであり、決着であり、再出発でもあった。
1990年に渡欧し、その旅を終えてから制作できなかった。
これまでの多くの人達との出会いも、風景も、思考も、全てが必然であり、 前兆であり、 つながりであった。
今回(2014年)の企画は、さらにつながっていくものたちを作品や詩、文などでつなげた(・・・・)ものである。
2010年の作品『アトラス山脈を越えて 』『 路上の詩 』は、1990年~2010年のつながり(旅の答え)を表現したもの。
2013年の作品『 ひまわり 』『 Honroso 』『 つながり 』は、東日本大震災で被災した友人とのつながりから自問自答し制作、 仙台で発表したもの。
2014年の作品『Imagine』は、被災地で見たもの、学んだことから表現したものである。
これらの作品の解説になるであろう、文や詩をパネル展示した。
また、25年来の友人で、善き理解者でもある蛯原氏の文章もパネル展示させてもらった。