どーもこんにちは!
このブログでは私えびちゃんが親の介護を経験した上で、やって良かったこと、
やっておけば良かったなと後悔したことをお伝えしています。
少しでも参考になれば幸いです。
おやじが電話に出ない
毎朝の安否確認
他の記事にも書きましたが、母親がパーキンソン病専門の療養型病院へ入院して以来、一人暮らしとなった親父へ私は毎朝安否確認の電話をしています。
こちらとしても忙しい朝の電話ですから、大したことは話しません。
今日の天気はどうかとか、今日はどこどこの病院へ行く予定があるだとか、リハビリの日だよねとか、安否確認とスケジュール管理を兼ねた5分10分程度の会話です。
認知能力がここ最近目に見えて衰えてきた親父にスケジュールをインプットさせるのは大変で、一度や二度言ったくらいでは平気で忘れます。
電話を切った瞬間に忘れてしまうので、通院等の予定はそれこそ前週から毎日話します。
電話に出んわ
もう2年以上毎日電話していますが、電話に出ない日があります。
率にすると2ヶ月に1度くらいのペースでしょうか。
大抵は枕の下に置いたまま寝てそのままで鳴っているのに気がつかないとか、トイレなどに置き忘れたまま気がつかないといった感じで、昼までには折り返しの電話が来ていました。
また、電話に出るのにも時間がかかります。
手元に電話があった場合は5コールくらいで出ますが、電話から距離があった場合、「ん?何か鳴っている気がするなぁ」で5コール分、それが電話であることを理解するのに3コール分、座った状態から立ち上がるのに3コール分、ヨタヨタと電話がある場所まで歩いて行くのに4コール分といった感じです。
そんな感じなので今回電話に出なかった状況でも特段心配はしなかったのですが、昼を過ぎても電話に出なかかったので(ここまで19回かけ直している)、いよいよ非常事態か?と少し不安になってきました。
さて、そうなると私が取れる選択肢は2パターンになります。
①このまま定期的に夕方まで発信し続ける
②同じ浜松市内に住んでいるいとこに連絡して様子を見に行ってもらう
私はどうすべきか
私のとった選択
私は今回初めて②を選びました。
同じ市内に住んでいるといはいえ、彼女も仕事を持っていますし、忙しいのです。
これは最終手段なのでできるだけ選択したくはなかったのですが、
・いくらなんでも昼過ぎまで電話に出ない状況は考えにくいこと
・夜はエアコンを止めて寝ることが多いので、そのまま動けない状態だと室内温度がヤバい
以上2点の理由からいとこに連絡すると、すぐに様子を見に行ってくれるとのことでした。
ちなみに彼女には合鍵を渡してあります。
彼女には以下の点に注意するよう伝えました。
・自転車置き場に自転車が無ければ外出中なのでまずそこを確認
・自転車があれば在宅の可能性大→まずはチャイムを鳴らすこと
・応答が無ければ鍵を開けて声をかける
・ドアチェーンがかかっていた場合はすぐに110番通報する
・ドアチェーンがかかっていなくても警察が来るまで中に入らないこと
警察が来るまで中に入らない理由は、万が一死亡していた場合、警察官と一緒に入ることにより第一発見者は警察官となりますが、それより先に入ってしまうと彼女が第一発見者となって警察からの取り調べを受けなければならなくなってしまうからです。
そして結果
彼女からのLINE
30分ほどで到着した彼女からLINEが来ました。
自転車があり在宅している様子。
心配事の97%は杞憂に終わる
アメリカのある大学教授が「心配事の97%は杞憂に終わる」と言っていますが、今回の私の心配も杞憂に終わりました。
親父の携帯電話は枕の下に入っていて、鳴っていることに全く気がついておらず、更には毎朝電話しているのに今日電話が無いことにも気づいていませんでした。
仕事途中で様子を見に行ってくれたいとこには大変申し訳なかったと思い、後で山形の美しすぎる和菓子「空ノムコウ」を送っておきました。
まとめ
・結局のところ、心配するのは自分の心の問題であるということ。
・今回の事例を鑑みて、今後は連絡がつかなくても2日間48時間は様子見しようと思います。
・できることならご近所(町内会長さんや地域の民生委員さんなど)に協力してもらえる人を探しておいて、今回のような場合に様子を見に行ってもらえるようにしておくべきだなと思います。