どーもこんにちは!
このブログでは私えびちゃんが親の介護を経験した上で、やって良かったこと、
やっておけば良かったなと後悔したことをお伝えしています。
少しでも参考になれば幸いです。
古い住宅の水道のパッキンが劣化して水が漏れるように、
古びた屋根から雨漏りするように、
古い車からオイル漏れが起こるように、
人体も各筋肉の衰えなどによって本人の意思とは無関係に尿漏れが起こってきます。
自分自身の身にそのようなことが生じることを想像してみてください。
いやですよね~。
私も嫌です。想像したくもありません。
でもそれが現実なので粛々と何らかの対処をするほかありません。
住宅や車であれば劣化した部分を交換したり修理することによって改善されますが、生身の肉体はそうもいきません。
おむつなどで応急処置を施すしか対処方法はありません。
まるで雨漏りして雨がしたたり落ちてくるところにバケツを置いておくのと同じように。
トイレまで間に合いません
親父からの申告
認知機能の低下と並行して私の父の身体能力も日に日に衰えていくことをケアマネさんも感じたのだと思います。
介護認定の区分変更申請を行うと言ってきたのが7月の中旬。
そして認定調査が8月26日でした。
その日の朝、いつものように親父に電話をした際に親父から「最近トイレに間に合わないことが多い」と申告がありました。
それは受け入れるしかない事
2年ほど前からたまにトイレに間に合わないことがあることは私も認識していました。
その頃はそれほど多くない頻度であったため特段対策は必要なかったレベルでしたが、今回自ら申告してきたということはその頻度が無視できないレベルまで上がったということでしょう。
「もう80だしそれを止めておける筋力が衰えたんだね。家の水道だってパッキンが古くなって劣化すると水が漏れるでしょ?それと同じだよね。
水道のパッキンは交換できるけど、人の体は交換できないんだからおむつで対処するしかないよね」
親父はそれで納得したようでした。
「今日は訪問調査の日だから調査員の人にも自分でそのことを伝えてね。ケアマネさんにも話しておくから」と伝え、同席したケアマネさんからの報告では
「ちゃんと自分で話していました」とのことでした。
ケアマネさんがサンプルとして各サイズのおむつを持ってきてくれたので、早速履いて試してもらっています。
問題は気に入ったメーカーの同じサイズのものを自分で購入できるかという点です。
Amazonで購入して宅配しても良いのですが、まずは自分で購入してみるというので様子見です。
また出費は増える
おむつ代
要介護4以上になれば行政から補助が出ますが、現在要支援1である親父には補助はありません。
毎日履く必要があるのかどうか見極めも必要ですが、WEBで検索する限り1枚当たりの単価は50円前後でしょうか。
漏らして履き替えることを考慮すると月額で3000円程度の負担が生じることになりますが、まあ、仕方ないですね。
まとめ
・我が家の場合はまだそこまで認知機能が低下していないので、漏らしても自分で後始末できていますし、今回も親父自ら申告があったのでまだましであると言えると思います。
もう少し認知機能が衰えたら、自分で処理することもできなくなるでしょう。
・そうなるともう一人で生活することは難しいですから、そうなる前に次の段階への準備をしておく必要があります。