親の介護に必要な準備 【介護認定調査同席】のススメ

介護認定調査同席1

どーもこんにちは!
このブログでは私えびちゃんが親の介護を経験した上で、やって良かったこと、やっておけば良かったなと後悔したことをお伝えしています。
少しでも参考になれば幸いです。

介護認定調査への同席は親の介護準備として必須です

介護認定調査同席4

介護認定調査ってご存じですか?

介護認定調査とは、お住まいの市町村へ要介護認定の申請をすると、自宅など本人が住んでいる場所に認定調査員が訪問し、本人や家族に聞き取りを行い心身の状態を確認する調査のことです。

この調査と、主治医の意見書などを基に審査が行われ、その結果、あなたは「要介護2です」とか、「要支援1です」とか、「該当しません」などの要介護レベルが決まります。
ちなみにレベルは、非該当から要支援1~2、要介護1~5まであり、要介護5が一番上のレベルです。

本人だけでで認定調査を受けるとどうなるか。

本人だけで、あなたもケアマネさんもいない状況で認定調査を受けるとどうなるか。

・いつも出来ない動作がこの時ばかりは出来てしまう。
・出来ないことも出来ると言い張る。

介護認定調査同席3

これにより普段の行動から推測する認定度よりも確実に認定度合は下がります。

ケアマネさんが要介護3はとれると考えていたとしても、
一人で受けた結果はせいぜい要介護1、最悪要支援にしかならない可能性が十分考えられます。

訪問調査前にどれだけ本人に「できないことは出来ないと、きちんと伝えて」と言い聞かせたところで、ほとんど無駄だと思います。

ですから、必要なことはただ一つ、
あなたが同席して、普段の様子をしっかりと調査員に伝えること。

どうしても同席できなければケアマネさんや、親族の誰かに同席をお願いすること。

要介護レベルが低いと何が問題なの?

簡単に言うと、要介護レベルが低い人と高い人では受けられる支援の量と種類が違います。

詳しく説明すると長くなってしまうのでここでは説明しませんが、
平日は毎日デイサービスを利用したいと考えていたとしても、要支援1や2ではせいぜい週1回程度しか利用できません。
限度以上の利用は可能ですが全額自己負担になってしまうのです。

車椅子や介護用ベッドをレンタルしたいと思っても、要介護2以上から保険適用になるため、要支援1の段階では全額自己負担になってしまいます。

このように要介護レベルによって受けられるサービスが違うので、少しでも高い介護度で認定されたほうが利便性が高くなるといえるでしょう。
とは言え、例え1割負担であってもサービス利用にはお金がかかってきますから、たくさんのサービスを受ければそれだけ支出も多くなります。

自宅介護でサービスの必要性を感じないのであれば無理に利用する必要はありません。
そのあたりは担当のケアマネさんとよく相談することをおススメします。

早い段階での認定調査が必須です

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介護認定には時間がかかります

市区町村の窓口で介護申請をして、訪問調査が来てその結果が出るまでおよそ1ヶ月かかります。
ですから、すぐにサービスを利用したいと思っても現実には早くて1ヶ月後ということになります。

私の叔母もそうでしたが、「時間がかかるから、今は必要ないと思っても認定だけ受けておいたほうが良いよ」とススメても「まだ必要ない」と拒否し続けていました。

自分が介護サービスを利用しなければならない状況であることを認めたくない気持ちもあるでしょう。
ただ、周りの人たちが「そろそろ必要だよね」と思う状態であるならば、
そこからはどんどん目に見えて衰えていくもので、そうなってから申請するのでは遅いのです。
というか、そうなってからでは周囲に負担がかかるのです。

地域包括支援センターに相談し、要支援1になりそうだと思ったくらいから介護申請しておけば、
実際に各種支援が必要なくらいに衰えてきたとしても、変更申請を行うことができますし、
なにより支援担当者がいる状況になるので色々なことがスムーズに進むのです。

まとめ

・「そろそろ介護が必要かも」と思った時点でまずは地域包括支援センターへ相談しましょう。
・要支援1のレベルから介護申請をしておきましょう。
・介護認定調査には必ず同席しましょう。

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えびちゃん

このサイトの管理者。静岡県に住む両親を宮城県から遠距離介護している経験をブログで発信、友人の画家 小泉清亮とのエピソードも記載しています。

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