どーもこんにちは!
このブログでは私えびちゃんが親の介護を経験した上で、やって良かったこと、やっておけば良かったなと後悔したことをお伝えしています。
少しでも参考になれば幸いです。
親の介護準備として葬儀方式を確認しておきましょう
葬儀の種類
このブログを読んでいる人であれば、今までの人生の中で誰かしらの葬儀に参列した経験があるのではないでしょうか。
私も何度も参列していますが、宗派は違えど基本的に仏教系の葬式でした。
私が10代くらいまでは自宅で通夜、葬儀はお寺でというスタイルしたが、
最近は通夜も葬儀もセレモニーホールで行われるケースが多いですね。
お金をかけたと思われる葬儀はそれなりに立派で読経も長かったのですが、
そうでない葬儀は「え?もう終わり?マジで?」と思うほど簡素なお経で超適当だと思いました。
長けりゃいいってもんでもないのでしょうけど、あれだけそこそこの金額(後で喪主から聞いた)取っておいてそりゃねーだろと思ったこともあります。
宗教の話はあまり突っ込むといろいろと問題がありそうなのでもうやめますが、
信心深い人は別として、日本人は多くの人がほぼ無宗教といってもいいのに
なぜか葬儀は仏教が多いんですよね。
そして言われるがままにお金を支払っている。
でも最近はそんな状況に異を唱えるかのようにお坊さんを呼ばない家族葬やお別れ会、
通夜も告別式も行わない直葬を選択する人も増えてきたようです。
お墓を持たず、海洋散骨や樹木葬などの自然葬にしたり、納骨堂へ遺骨を納めるパターンも。
自分の親の葬式を想像したことがありますか?
本人がどんな葬儀を希望しているのか、
これは生きているうちに本人に聞いてみるしかありません。
できる限り本人の希望する形の葬儀にしてあげたいと思いますよね。
私は10年以上前に一度父に聞いてみたことがあります。
その当時父の希望は「普通に人並みの葬式がいい」でした。
そして確保している墓地に墓を建てることを希望していました。
我が家には先祖代々の墓といったものはなかったので、
私の両親は、すでに当時住んでいた地域のお寺の墓地に1980年代に50万支払って区画を確保していました。
しかし現在はその土地を離れ別の場所に移り住んだこともあってか、
「海にでも撒いてくれ。なんでもいい。」に変わりました。
もうそう遠くない将来に必ず直面することなので良い機会だと思い、
弟も含め家族全員の意見を統一しようとそれぞれの意向を確認しました。
たいていの場合、死は突然に訪れるものですし、
そのような状況で意思確認など難しいですから。
私は海洋散骨を提案し、父は了承。
弟は本人たちの希望に合わせる。
結局母親の希望で「通夜葬儀は行わず、直葬するが火葬場の日程までの待ち時間をお別れ会としてセレモニーホールを利用する。
僧侶は呼ばない。お経もいらない。遺骨は納骨堂に収める」で合意しました。
確保していた区画の返還
返金交渉は可能か
ネットで色々調べてみると、「区画の返還はできてもお金は戻ってこない」
そう書かれていました。
戻ってこないのはこちらの都合なので仕方ないけれど、そのまま放置しておくのも迷惑なので
そのお寺に出向いて事情を説明して返還したい旨を伝えたところ、何と半額の25万円を返してくれました。
もちろん返してくれないところもあるのでしょうが、ダメもとで話してみるものですね。
墓終いという選択
先祖代々の墓
先祖代々続くお墓がある場合は別の形の葬儀を行うのはなかなか難しいでしょうね。
しかし少子高齢化が進む現代において、墓を継いで守っていく子孫がいない場合などは
墓終いも考えなければならないでしょう。
まとめ
それぞれの家庭にそれぞれの事情がありますし、お住まいの地域によっても事情は様々で、
これが一番良いとおススメできるものはありません。
私の場合はこうでしたとお伝えしたにすぎないのですが、
それぞれの事情を考慮したうえで、自分の親の葬儀はどのように行われるべきなのか、
本人の意向も含め、一度ご家族全員で話してみることをおススメします。
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