親の介護に必要な準備 【写真撮影】のススメ

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どーもこんにちは!
このブログでは私えびちゃんが親の介護を経験した上で、やって良かったこと、
やっておけば良かったなと後悔したことをお伝えしています。
少しでも参考になれば幸いです。

定期的な写真撮影は下記のような場合に有効です。

・行方不明時の捜索
・遺影としての使用

定期的な写真撮影はすることは、親を介護する上で必要な準備です

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あなたのスマホに最近の親の写真はありますか?

親が認知症など、認知機能の低下等により行方不明になるケースは少なくありません。

警察に捜索願を出さねばならなくなるかもしれません。
その場合、まず警察から聞かれることは
「写真はありますか?」です。

私の場合、10年ほど前の話ですが、パーキンソン病を患ている母が服薬が原因と思われる統合失調症を発症し、行方不明になったことがあります。

夜10時くらいに静岡に住む父から「母さんがいなくなった」と電話があり、
仙台から地元の警察署へ電話をして行方が分からなくなったことを伝えた際、
「写真はありますか?」と聞かれ、「うっ」と言葉に詰まりました。

そりゃそうですよね。探すほうだって顔もわからなければ探しようがない。

幸い私の実家は写真好きだったのでアルバムにたくさん写真がプリントされていたので
それを提出しましたが、このような場合でも自分のスマホに写真が入っていればすぐにデータを送れるから良いですよね。

着ている服は何色ですか?

行方不明になった場合、次に聞かれることは着ている服装についてです。

私の友人は、母親が認知症でほおっておくと毎日同じ服を着続けるので、毎夜翌日に着る服を準備しておくそうですが、過去に何回か行方不明になっているため、毎朝新しい服に着替えた母親の姿を撮影しているそうです。

同居している方は是非参考にしてください。
離れて住んでいる方は、帰省した際には写真を撮っておきましょう。

遺影としての利用

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亡くなった際の遺影探しも大変です

最近撮影した写真が無い場合、遺影として使用する写真を家中から探すのも結構大変な作業です。

特に写真嫌いな方であった場合、20代30代の写真しかないといったケースもあるかと思います。
70代80代で亡くなった場合の遺影が20代の若かりし頃の写真というのもどうでしょう。
もちろんそのほうが「いいね」という方もいるでしょうけれど。

先日私の叔母が亡くなった際は、その息子から
「遺影になる写真が無い。何かよさそうな写真はないか?」と連絡があり、
実家のアルバムの中から使えそうな写真を探しました。
その叔母も写真が嫌いな人でなかなか見つからず、結局40代と思われる写真を使用しました。

まとめ

・認知機能が低下している方と同居している場合は、上手に本人をほめてできるだけ毎日撮影しましょう。
・離れて住んでいる方は、帰省した際は必ず撮影しておきましょう。

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えびちゃん

このサイトの管理者。静岡県に住む両親を宮城県から遠距離介護している経験をブログで発信、友人の画家 小泉清亮とのエピソードも記載しています。

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